インタビューを”読む”ところ~Oreo-de-Honyaku~

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カミラ(カミーラ・カベヨ)、新アルバムでショーン・メンデスについて歌う?

現在、新アルバム「Romance」発表に先駆け新シングル3曲と共にプロモーション活動中のカミーラ。

今月07日、イギリスにて収録された現地のエンタメ番組 Lorraineとのインタビュー動画 が公開されました。
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前回のインタビューから1年半以上も経った件。

「でも、君が少しでもオフの時間が過ごせて嬉しいよ。」というインタビュアーに

「そうね、少しの間人間として過ごす時間が必要だったわ。" うわ、私ポップスターなんだ、インタビューもいっぱい、でも楽しい。"って自分が実際に感じられるようになるまで。」

とカミーラ。

歌手活動初期を振り返る。

フィフス・ハーモニーとしてのデビュー当時から彼女を知っているというインタビュアー。

現在22歳のカミーラですが、振り返ると当時は本当に幼かったそうです。

それについて彼女も、

「分かるわ、私は15歳で本当に若くして始めたからね。12歳の妹がいる今となっては、”ワオ、後3年もしたら働いて人前で歌うようになるなんて”って変な感じよ。」

表舞台に出ない期間があった件。

「あの後君は休暇を取ったよね。」とフィフス・ハーモニー脱退後について切り出すインタビュアーに、

「あれは休暇では無いわ、なぜならあの間アルバムを書いてたから。ローラーコースターみたいな感情の渦中でね。でも、おかげで普通の人になる事が出来たっていうのは確かよ。」

続けて、

「私の最初のアルバムから今回に至るまで、それ(表舞台に出ない期間)がアルバムに大きく影響を与えたと思うし、そのアルバムが ”ロマンス”っていう名前で故意に落ちることについてっていうことにもね。

20代になるまではほんっとに恋愛する時間が無かったのよ。だってずっと活動してたんだもの。」

とカミーラ。

普通の女の子としての時間が、彼女にインスピレーションを与えている様です。

新アルバムのコンセプトについて。

ここで、インタビュアーが新アルバムに添えられた詩の一節を朗読。

愛についての展示と私が残した物語。

「今回は君自身をとてもさらけ出してくれるんだね。」とインタビュアー。

「そうよ、本当に一曲一曲それぞれの物語があるの。だから私自身このアルバムに対して親近感があるの。ファーストアルバムももちろんだけどね。」

と語るカミーラ。

ファーストアルバムとの違いについて。

また、

「ファーストアルバムは全部私の想像から描かれていて。だって私はこの20年間シングルだったからね。それで全部、パーティーで見かけた男の子について5曲ぐらい書いて、1年後ぐらいまで彼と会わず、メールするとかデートに誘う勇気も無くて…って感じだったわ。
でも、このアルバムを書き始めた当初はじめて真剣な交際をするようになって、それがこのアルバムがロマンスだったり、恋についての事になるようにインスパイアしてくれたの。
そして全部の物語は私の人生についてで、この2年間に起きたことなのよ。」

とカミーラ。

失恋ソング「Cry for Me」のアイデアは17歳時からあった件。

続いて、先日公開された新シングル「Cry for Me」について話を広げるインタビュアー。

同曲について

「本当に驚いたよ。これって自分が相手の事を吹っ切れたと”思ってる”時、そしたらその相手が本当に自分を吹っ切って前に進んで、”何が起きてんの?”ってことだよね。」

と見解を話すと、

「そうよ、”早過ぎるでしょ!”っていうね。」と大いに共感するカミーラ。

曲のアイデアは17歳の時からあった様で、最初は「I'm pissed off you're happy」=「あなたがハッピーで頭にくる」という名前だったそう。

当時の状況について、

「私が誰かと別れて、少し沈んでるような時に、数日後にもうすごくハッピーで眩しい2人を見たのね。そんな早く他の人と付き合うなんてって。

”待ってよ、あなたも前に進むと思ってたけど、ほんっとに早過ぎよ。もう吹っ切れたなんて、私より物凄く早く幸せになったなんて嫉妬しちゃう。”って思った。

これってみんなが認めたくない気持ちだと思うから、この歌が好きなの。だって本当に聞こえが悪いわよね、”みてよ、この人超幸せそう(怒)”なんて。」

インタビュアーは、「でもほんとにリアルな話なんだよね。」とすかさず。いや違いない...!

リアルな気持ちをさらけ出すことについて。

またインタビュアーが質問します。

「あれだけリアルで、君が言う様に、実際の人々や実際の交際関係に基づいてる気持ちを他人と共有するって不安はある?」

「正直、それは本当に難しい所なのよね、全て。最初のアルバムは、誰かについてってわけでは無くて、そうだったとしても誰も知らなかったでしょうね。

でも今は、みんな誰についてだか知ってる。だからすっごく居心地が悪いし、辛い...ってなる。そして時には相手の気持ちを考えて何かを犠牲にしなきゃいけない、例えば”この歌詞は入れないでおこう”みたいな。分かるかな、だってそれがその人を傷つけるって知ってるから。

そういう歌詞があるのよね。一線は超えないようにしようって。」

と、実経験に基づいているからこその作詞・作曲への苦悩を語ります。

カミーラは今”幸せ”な件。

「で、その後には”幸せ”もあるんだよね!」

とカミーラの近況にインタビュアーは興味津々。

「そうよ。」と彼女も笑顔で答えます。

「カミーラ、君が成長するのを見ていて、有名になってもうまく生きていけるこんな素晴らしい女性になって本当に嬉しいんだ。

そして、ちょうどこのタイミングで非常に礼儀正しい青年が現れた。ショーン・メンデス。

一緒に活動もしたことがあるよね。そして君は幸せな交際をしてる。

彼はヒントになったんじゃないかな?」

と、彼女の今カレ=ショーン・メンデスの影響を聞くインタビュアーに

「そうね。私はとっても幸せよ。彼とは長い付き合いだし、なんていうか、本当に安心する存在ね。すごく幸せ。」

とカミーラ。

ショーンについての曲はあるの??

「まあ、アルバムの終わりに向かうにつれてね。」

と、今回彼についても歌っている事を認めるカミーラ。

「ってことは、今回は別れとか失恋についても聞けるし...かなり良いよね。」 とインタビュアー。

カミーラも

「そうなの!それが作曲の醍醐味なのよ。自らの人生の年代記みたいな、これってちゃんと言葉になってるかしら?」

と語ります。

最近、カバー曲のパフォーマンスをした件。

続いてインタビュアーは、先日カミーラがBBC Live Loungeにて、ルイス・カパルディの大ヒット曲「Someone You Loved」をカバーしたことについて言及します。

曲の話をする前に、カミーラはルイスのインスタグラムが本当に面白いと激推し。

「早く知ってたらよかった。昨日の夜まで気づかなかったんだけど、彼って本当に面白いの。彼のインスタにハマっちゃって、すっごく笑ったしもっと面白くていい人間になりたいなって思ったわ。」

「彼の音楽とはまったく違うよね。」

というインタビュアーに、

「全然想像つかなかったわ、彼の音楽って本当にエモーショナルで切ないのに、インスタグラムをみたらほんと笑っちゃう。彼、大好きよ。それ(失恋の悲しみ)を真剣に受け止め過ぎてないのが本当にいいと思う。」

とカミーラ。

ここで、インタビュアーがルイスのインスタにあるカミラについてのポストを読みます。

この夏の売り上げがスカイロケット級に上がりそうだよ、カミーラ。ママに言わなきゃ。#カミーラが億万長者にしてくれた

これを受けてカミーラは

「ほんとよかったわ!本当にお気に入りなのが、昨日彼のインスタを見てたんだけど、ある投稿を見たの。彼のアルバムが15億回ぐらいもストリーミングされてて、私と重なったわ。他のたっくさんのシンガーのおかげで今自分が世界イチのシンガーなんだって。」

~完~